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「サポーターズカンファレンス(2005.12.4)」議事録

2005-12-13

大変遅れて申し訳ありません。
議事録は以下のとおりです。

 ※来賓:名川良隆様(東北ハンドレッド代表取締役社長:以下、名)
    小長谷喜久男様(同シニアディレクター:以下、小)

 ※参加者:サポーター約60名(以下、S)

 ※司会・大坂ともお氏(以下、大)


○主催者あいさつ(佐々木知廣・ベガルタ仙台市民後援会理事長 以下、佐)

○名川社長ごあいさつ
今シーズンの応援にこころから感謝申し上げます。
昨年、ベルデニック監督との契約をうち切り、今シーズン都並監督を迎え、選手の補強も図りながら戦ってきました。
昨日の時点で44節を終了。数字で見ると19勝14敗11分ということで、勝ち点は68、4位ということになったわけです。この成績は皆さん評価されないと思いますが、フロントとしても評価できるレベルに達していない、と率直に感じているわけです。
今シーズンはJ1からの降格チームがなかった中での戦い。来シーズンは間違いなく2チーム以上のチームが降格してくるわけです。そういった中で今後は最大限の努力をし、選手の補強に力をいれ、J1昇格は義務で戦っていくという気持ちを強くしたのであります。
みなさんからいろいろと質問をいただいていますが、この後の意見交換で率直な意見をいただき、できるものから取り入れていきたいと思っています。
なお、今日、契約更改の事務を行った訳ですが、チーム力の強化、チームの若返りを課題にして契約更改を行っていくことにした。監督問題は今日の段階でははっきり言えないが、2日間ぐらいの中できちんと整理して答えをだしていきたい。
まずはホーム・アウェーともに沢山のサポーターの皆さんに応援いただいたことに心から御礼を申し上げます。
(拍手)

○意見交換

大:事前にいただいた質問をグループに分けてあります。
(末尾の資料参照)
グループごとに意見交換をしていきたい。

(A クラブ経営関連)
大:ベルデニックへの違約金関係の質問が多く寄せられています。まずはこの項目について社長から経緯を含めて説明をお願いします。
名:ベルデニック氏は私が就任したとき、既に選任されていた監督でありました。
去年ベルデニック氏の指導で年間を戦うという形になったわけです。
ベルデニックとの契約は2つの内容に分かれており、ひとつは正式の契約、もうひとつは覚え書きというのがあった正規の契約書に関連した覚え書ということで「何があっても2年間分の報酬は払う」簡単に言えばこういう趣旨のことが書いてあったわけです。
ベルデニックと私どもとの間に何らかのトラブルが発生した場合は、契約書上は日本法でもって解決を図るということが書いてあった。ベルデニック氏と私どもで誠心誠意話し合うというものであった訳です。
しかし、実際にリーグ戦に入ると、なかなか成績が上がらなかったこともあって、ベルデニック氏とチームとの関係、選手スタッフとの関係、フロントとの関係、あるいは情報をメディアに開示するということも多々あって、何度となく注意を促したがほとんど応じていただけなかった。
2年の契約期間があったが、私どもとしては契約を解除せざるをえなかった。
そういう課題をもちながら、たとえ2年間続けてもらってもクラブとしてはほとんど益になることはなかった、そういう判断で契約を解除した訳であります。
私は契約書に基づいて解任する前になんどとなく話し合いをしようとしてきたが、応じてもらえず、また最終的には「このチームはクォリティが低い」という由の発言でしたし、本気で上がるなら三つの条件を実現して欲しいという要望、しかもメモで出してきたのであります。
 1 外国人はヨーロッパ系しかも旧ユーゴ系で三人揃えてほしい。
 2 J1の現役選手5名の補強をしてほしい。
 3 自ら天然芝の練習場をもたなければならない
これらに応えることは不可能なわけで、最終的にもうだめだね、という話をして契約解除をしました。その後もいわゆる違約金を払わずに交渉の機会を狙っていたが、4月から8月にかけて彼がこの話をFIFAに持ち込んだという経緯があります。私としては契約にもあるように日本法に準じての解決を模索したが、結局FIFAは神ということなのか、FIFAの基準でしか解決が図れないということになった。
しかし、FIFAの働きかけもあってベルデニックもこちらとの話し合いに応じてきたという面もあった。
こうしてスロヴェニアに代理人を送って交渉した結果、「違約金」と彼の称する金額の85%を支払うということで合意・決着を得た。質問の中でも責任ということを問うているが、私としては監督・選手との契約に当たって期待通りでない場合もあるわけで、違約金を支払うこともある程度想定されるというのがこの世界の常識かなと思っている、しかしながら結果的に9000万円を超える金額を出費するということは今後二度と繰り返すまいということで、覚え書きとの二枚編成の契約については禁止するという厳しい意識統一を図ったところであります。
大:覚え書きというのは前フロントの契約ということでよろしいでしょうか。
名:これは当時の責任者がベルデニック氏と直接かわした契約で、覚え書きも当時第2順位にいた方の名前、最終的には当時の責任者の覚書という形であった。法制度上は契約書であろうと覚え書きであろうと法廷で争えば同様の効果をもつということが分かった上で彼に契約を解除するということを通告した。彼がもう一年監督を続けていたらもっと悲惨な結果になると判断した。
大:この問題については質問が多かった。
 参加者のみなさんの中から質問はありませんか?
(質問なし)

大:次に④⑤について。
 それでは小長谷常務よろしくお願いします。
小:みなさん、一年間暖かいご声援ありがとうございました。私は4月にきたときにこういうことを話したが、これは、一つのことを指しているわけではありません。基本的に20億をちょっとかける費用をかけているチームがJ2に何チームあるでしょうか。ファンが1万51千人、練習場もすばらしい、スタジアムは駅から近い、営業もしやすい、こういう状況の中で何故上がれないのか、という私の主観を述べたもの。細かいことひとつひとつは避けます。田中GMの任期中は彼の仕事については口出しをしていません。
実は10月から常務は辞めて、契約で一年間働くということにしてもらった。契約で評価してもらえば結構です、ということにしてもらった。なぜかというと片方で常務という経営者で、片方で現場で責任者ですという理不尽な形態でチームがひとつになって働けないということでこうしてもらった。取締役については残ることになったが、これは現場の意見を役員会に反映させるために残してもらった。自らこのぬるま湯体制の改革に取組んでいきたいと思っている。会社内の改革は六ヶ月で結構できたと思う。
肩書きは「SD」シニアディレクターというかたちで私が仕事をさせていただく。その下で、監督が現場でのディレクター、それと強化、育成、広報管理、スカウトの計5名のディレクターを指名し、6人のディレクター+社長の7人の合議制でやりたいと思う。

大:続いては⑦についていかがでしょうか。
 社長から経営の今後のビジョンを含めて先の話をしてもらいたい。今期来期の予算の話も含めてお願いしたい。
名:先に予算の話から。ご承知の通り東北ハンドレッドという社名は百名以上の出資者を募るということころからきている。現に119名の株主を抱え、それは地域全般に及んでいるので市民球団といわれ、地域密着が義務づけられているとうもの。その中で一番大きな比重を占める株主が宮城県と仙台市で合わせて50%をちょっときるぐらいの比重を占める。首長というのは年々の状況によって負ければ身の丈にあった経営というのを言ってくるという状況があった。
毎年毎年の予算事情というものに縛られてきたという現実がある。しかしながら「身の丈にあった経営」をしろといいながら一方では「J1に上がれ」というある意味矛盾した要求がある。そこで私どもは一株式会社として運営していくためには今後は行政とのしがらみを断っての主体的運営をすることが必要だということをずっと言いつづけてきて両行政の方にも内々話をしてきた。
そのことを含めて予算の話になるが、来年の予算というより実は今年度予算から手を着けないといけないと思っている。今年度予算で補強をやってしまわないといけない。来年の予算を膨らませることはほとんど意味がないと考えている。今年の予算は少なくなっているが、決算のレベルで赤字を出したとしても強いチームを作るために私の責任で予算の執行を考えている。ただこのことが役員会での最終的にどう評価されるかとういう問題があるし、私自身の問題にも絡む場合もあるが、私としては全て覚悟して当面の来期に向けた補強に全力をあげたいと思っている。
今年のうちにかなり高額な資金をつかってやるとすれば、来年は大きな予算を組む必要はないと考えている。

大:ここまでを踏まえてA に関する質問があれば。
S:前フロントの話が出たが、都並監督の去就がまだ決まらないことなど、責任回避にも取れる発言がある。ぬるま湯からは脱却していないのではないか。
名:具体的に質問のぬるま湯体制という中身を聞かせて欲しい。
S:説明が人のせいにしているように聞こえるので質問した。
4位という成績は不満だと思う。予算が少なくてもナビスコ杯で優勝する千葉のような例がある。翻ってベガルタはやるべきことをやっているかと思う。
名:確かに千葉等は予算をかけずに戦っているとう事実がる。それは組織全体の大きさの問題にからむし、チーム強化に関してリスクを冒しすぎた感はある。私は責任回避する気など毛頭ない。そのリスクを追ってきたという体制を改めるために、人事としてリーグにお願いして小長谷氏を招いた。
ただ、J2の中では資金があるといってもチームに金をかけているというわけでもない。選手を大量にとって選手を大量に切るというところがある、多くのチームは保有選手をレンタルで出して資金を稼ぐということをしているが、そのあたりが不足していた自覚はある。こんごは運営資金でリスクを出さずに運営していくのが今後の大きな課題だと思っている。
監督人事については、4位という順位からすれば評価はできないが、総合的な評価を一通りしてからでなければ最終的総括をしてから監督の去就について近々お話しましょうと申し上げた。

S:予算について。今の経済状況ではこれ以上スポンサーが付かないと限度があると考える。しかしお金があればJ1に上がる機会は近づくと思う。市民のソシオのような資金調達の方向性は考えていないか。ファンクラブを大きくした感じで少しでも予算を多くするために。
名:たいへん難しい話だと思う。Jリーグ発表にあるように、J1平均年度予算は約28億。かけているところは40億かけている。そう考えると常識的にJ1に定着するには28億必要といわれることもある。しかし私はそう思わない。我がクラブの能力は、J12年目は23億で運営。昨年は20億。今年は凍結分含め17億5千万。この中でまだ119名の株主は、一口株主を受け入れないのではないかと感じている。やはり本来は手作り球団というイメージ作りのためにはソシオ制も有効だとは思うが将来の課題にせざるを得ない。
大:若干補足。株公開で株主になるのではなく、年間費をいただいて見返りに会長選の投票権を得るのがソシオ制度であることで、ファンラブとは少し違うということを理解してほしい。

S:小長谷SDに具体的な改革内容を教えてほしい。あと、来年にスポンサーの付く見込みですが来年J2で付く見込みがあるのか教えて欲しい。
小:6か月でいろいろやったので全てを話すには時間がかかるが、強いて挙げれば人事制度です。11年の歴史を刻んだ会社の割には非常識な給与体系であって、上に目標の持てない給与体系と感じた。縁故や出向で働いている。会社がひとつになって働きましょうといっても弊害がある。あまり詳しくはいえないがそういうこと。自分は三つのクラブでの経験があるので、それを植付ける努力もしている。
細かい話をすると、今年はカレンダーを1月から売った。昨年は3月に売っていた。いない選手が写ったカレンダーを売ることへの抵抗から3月に売っていたようだが、そんなことは関係のない話であって、ある意味記念の意味で買ってもらえばよい。今年は5800部企業から注文をいただいている。その他のところは控えさせていただく。
名:我がクラブの情報活用に問題があった。HPをはじめほとんど評価してもらえなかったところもあるがこれをかなり大きくリニューアルした。あるいは、グッズ販売で時代に沿うようにショップ増設やネット販売もしてきた。また携帯サイトも新たに立ち上げた。これも事業の一環として希望のもてるものと考えている。
またクラブの接遇や、広報の対応なども細かいところを上げればいろいろやっている。ただ基本的な改革はまだ足りないと思う。特に現場とフロントとのあり方の改善。そのあたりは小長谷氏からかなりよい改革をしてもらえると期待している。
スポンサーと協賛事業者のことだが、今季開始前にも県や市に心配された。楽天がくる89ersも始まる、競合するから観客は減るだろうといわれた。しかし営業部の取組もあって今年は想定したレベルをクリアできた。
来季は3年目のJ2だが、スポンサー増は見込めないかもしれないが、まずチーム強化という努力でスポンサーや協賛事業者を増やしていきたい。また、グッズ強化による収入増などの多面的なかたちで資金を確保していきたい。行政からの資金は残念だが漸減傾向だと思っている。一時にみな切ってしまうというのは困るので、少しでも多くの助成金がもらえるように水面下で努力中である。まずは営業面は体制強化を含めて努力を続けていきたいと考える。
大:予算が毎年減ることには不安もあると思うの、サポーターの皆さんにも営業に協力して頂きたい。(笑)

(B ファンサービス関連)

大:先ほどグッズ販売関連とかぶっているのもあるかもしれませんが、ファンサービス関連Bの項目に移らせていただきます。
まず①、チケットに関する問題といいますか、入場料に関して来季も含めて入場料の設定はどういったことになっているのか、もし決まっていることがあればお話いただきたいとおもいますが。

名:まず2001年と2004・2005同じJ2という比較からでてきたご質問かと思いますが、私の就任時すでに2004年の価格が決まっていいたんですね。
J1からJ2に落ちてもこれをさげるというのは実質的に難しかった、したがって2005年はJ2におおじた入場料というものを設定すべきだと言う事をいいまして今年度は最高15%の値引、こういう形のなかで料金を設定させていただきました。
で、私の感覚としてはチームの運営上やっぱり、20億プラスマイナス位の年度予算が必要でありますので、今の集客率が若干増えてもですね、今後J2のチケットの価格は今のところ維持をさせていただきたいと思っておるところです。
また、今年の入替え戦に関しまして多くの方がたからご意見をいただきまして、結果的にはご覧のようになったわけですが、ひとつは年チケの方だけは無料にしてほしいというご要望もございました。お金は出すから席だけは保証して欲しいという話もありました。
でも年間チケットは最初から試合数を限定したチケットでありますから、他のファンクラブの皆さんだとか一般の入場者に比べてですね、無料にするのは逆に不公平になるのではないか、という意見もありまして内々に告知させていただいたそういうレベルのを設定になりました。その後、柏は去年の設定に懲りたかして一律1000円としたようであります。
今後、私どもといたしましてはあのような状況が出た場合、他のチーム状況とかもみまして不公平の無いようにあるいは、年チケやファンクラブの方々について一定の有利性が保てるような良いチケットの価格というものを設定していかきゃなとおもっています。

大:この他にもいろいろとファンサービスに関する意見はございますが、ここは挙手でいろいろと頂ければなと思います。
ファンサービス関連について何かご意見のある方。

S:④にも書いてあるんですが、今年土曜日開催の試合が去年に比べても大変多かったと思うんですが、これが年間チケット発売前、あるいは発売時に判らなかったということで、ずいぶんの枚数を無駄にしました。結局1枚づつ買ったほうが安かったってことになるんですが、これを例えば日曜日中心で土曜日はナイトゲームでとお願いしたい。
それと年間チケット発売前にある程度の日程か日付がわかればお知らせいただきたいと思うんですけども。

名:私もJリーグの実行委員といたしまして、いろいろと言ってるわけですが、残念ながら各チームの開催日が土曜日に集中しておりまして、これを大きくに変えるわけにはいかない、ただ来年また1チーム増えるわけです。48試合のゲームのカレンダー上での無理も出てくるわけで、そういう事を考えるとファンのための試合開催である、土曜日の試合を減らさないでほしいと訴えてきてるわけです。
来年はWC開催が6月にあるため、6月は試合をしないと言われてきて、仙台はそんなことでは絶対に困る、なぜ困るかというと試合数が増えて6月に試合しませんとなると、また水曜開催とか平日にまわされる、それは回避することができて来年は極力、土曜日中心に開催をする予定です。
ただ今後のJ2は、奇数のチームになってしまうわけなんです。だからどこかが順番に日にちを変えなきゃないとか、また新しい形が出るかと思います。
残念ながら来季も3月からたぶん最終的には決まっていませんが12月までがシーズンになってしまう。
そのなかでいかに土曜日あるいは事前の策として日曜日の試合を盛り込ませるかというのが課題です。今後も努力していきたいと思います。

S:なぜ土曜日やだってこだわってるのかといいいますと、サポーターでも大企業とか役所勤務の方とかは土曜日でも日曜日でも大丈夫なんですけど、私みたいに中小企業で働いている人とか結構いらっしゃって、土曜日はかなりのところが見れない、例えばナイターとかそういう配慮はしていただけないのかなぁと思ったのです。

大:開催時間ということですね。

S:日曜日開催が無理なら、せめてその辺を考慮してくれないかなと。

名:私どもも、土曜日開催でも極力ナイター開催ということで言いつづけていきたいと思います。ただ日曜日だけとなりますと前に小長谷さんがいた、湘南には事情がある。たとえば神奈川県だけでもJのチームが3つあるわけで土曜日どうしてもマリノスに集中してしまうということで、だから湘南は日曜日にしてくれと随分主張している。しかしながら全体の動きとしては土曜日ということでほぼ整理されてしまう状況で、今後もいろんなニーズに応えられるようにやっていきます。今後の努力次第だと思ってる。

大:では日程に関しては多分サポーターも含め、この土曜日のナイターっていうのはかなり僕も正解だと思うし、僕もそのほうが都合が良い(笑)
それは個人的なこととしてね、でも土曜日なるべくナイトゲームにしていただく、仕事の関係でなかなか競技場に足を運ぶ事が出来ないこともありますし、もしナイトゲームであれば、平日でもナイトゲームであれば何とかなると捉えていただければ嬉しいかなと。ということであると思うんですが。なるべくニーズに応えて頂く、ましてや来年はWCイヤーとゆこともありますので、代表を出す出さないチームとの熾烈な駆け引きなんかもあるんじゃないかとおもうんですが。我々の意見、これはかなりおおきな意見かと思いますんで是非お願いしたいと思います。
 そのほか、ファンサービス関連で質問のあるかたいらっしゃいますでしょうか。
(特になし)

(C チーム編成・補強関連)

大:続いてはチーム編成・補強関連ということでお話を伺いたいと思います。
本日、戦力外通告の選手が発表となりました。そこでその後の来季の体制、補強について話せる範囲でかまいませんので是非お話を伺えないかということでございます。

名:これについてはですね、まず第一段階、今日の契約更改の話があるわけで、それと先ほどらい出ているように監督の去就の問題が近々正式にですねお知らせできる。
それと来季に向けましては、私は相当強力なチームを作らなきゃないということで小長谷さんの方にも全力を尽くしてくれということを、かなり長い間かけてプロモーションビデオに頼らないブラジル人の獲得、こういうことを一つの課題にしまして、まあ私どもの強化担当者も含めあるいは関係者もブラジルの方に行って相当数の試合を観戦させています。
あるいは向こうで監督暦が非常に長いブラジルのサッカーに詳しい、人材にも詳しい人の意見も聞きながらいろいろ検討を続けてきたわけであります。
今日二人のブラジル人が一応契約を継続しないことになったが、その分については相当お金をかけてもですね、十分それに応じた期待をして成績を期待できる、まあ二人でいうと40点以上くらいとれるようなそういう感じの選手にターゲットを絞りまして、内契約の段階まで正直いってきてるわけであります。
これについては、さっき赤字との関りの話もしましたが、これが赤字に関わる大きな要因になっているわけであります。
これはあと、メディカルチェックが済めば、なるべく早い時期にですね公表をいたしたいと思います。
日本人選手につきましても、今日その実際解任した選手なんかを見てもらってわかると思いますけれども、一つは若返りという課題がある、それと合わせまして今年一年見てきてトップだけでなくて真ん中のラインもね含めて然るべき選手の補強が必要であります。これも今小長谷さんの方に詰めてもらっているとこういう状況であります。私は期待していただきたいし今回の補強が来シーズン必ずいい結果に繋がるというふうに今のところは確信をしております。

大:はい、ありがとうございます。
 他にも質問事項細かいのが書いてあるんですが、これは皆さんから直接質問受けた方が個々の思いもあると思いますので、じゃあ補強、チーム編成、そういったものに対しての質問がある方。

S:質問というよりも意見になるんですけども、チーム編成それからそれ以下のですねチーム育成とかクラブの構想の関係に全部からむんですけども、毎年ですねチーム補強ということで単年度でいろいろ補強したり、監督を変えたりということで、短いスパンでの補強というのはわかるんですけども、もっと長いスパンでいうと、ヨーロッパスタイルからブラジルスタイルあとバックスでいうと4バック3バックとかですね、長いスパンでどうして行くのかが見えない状況で、短期の補強がどうのこうのというよりももっと長いスパンでチームをどう育てていくのかが見えない。長いスパンの育成にそった補強を考えて欲しいというのが意見です。

大:長期的な育成方針が欲しいということですよね。それでよろしいですか。
そういった意見いただきました。これは意見としていただいておきたいと思います。ありがとうございます。
他に質問のある方。

S:今日、全部で9人戦力外、契約をしないというリストがあがりましたけれども、例えばサポーターがこれまでずっと応援してきた選手、例えば財前なんていう方も入ってますし、結構ショックだったですね。選手に契約しませんと、クビですと言って、多分なんかこういう理由で契約しませんと説明されたと思うんですが、選手側の反応なんかを少し教えていただければと思うんですが。

小:具体的に一人づつお話しするのはさしつかえがありますが、基本的に今言われた選手については本人がかなり意識があったというふうに報告を受けています。微妙な立場にあるだろうということを自覚して。
ですからその場でのトラブルは特に無いというふうに報告を聞いております。

S:あの、直接お話しして、説得というかお話しされたんじゃないですか。

小:僕はしてません。強化のディレクターが一年間ずっと見てきたわけですから、それについてそういう話しを本人にして、その場では一切、ある意味ではその通知がある意味どういうんですかね、自分ではかなりこう予想できた雰囲気、というようなことで報告を受けています。

S:強化のディレクターが戦力外とすることを決めたわけじゃ無いんですよね。

小:基本的には田中GMの意見それがベースになってまして、その報告書を僕ももらってます。
それに先ほど言った、ディレクター、スカウト、育成、全てのディレクター全部入れた中で合議をしております。

S:今回の解雇というかそれに対する責任者は誰ですか。

小:社長です。

名:ちょっと補足しますけども、小長谷さん以下ディレクターの意見は全て聞いております。
私もその最終的な決定の議論に加わってですね決定したということです。
そういう意味では私が責任者ということです。

S:ではその責任者の方にお伺いしますけども、多分サポーター的になんでだろうと思ったのが財前なんですけど、財前なんで契約しないんですか。

小:今年の出場の状況、それから逆に来年はもっと高いレベルでサッカーするわけですよね。
今年のパフォーマンスが正直いって、来年飛躍的に彼が今の年齢ということを考慮した時に活躍できるかと。
我々は来年どういうプレーをするかで契約しているわけですね。
皆さんの心情は当然僕もわかります、この世界で生きてましたから。長くいれば情も移るし、ただ僕が言いたいのは、一年でも籍を置いた選手となんで五年いた選手と違うんですかということを言いたいんですよ。
同じじゃないですか、同じ釜の飯を食って一つになって頑張ろうって戦った人間は、僕は財前も他の選手も差は無いと思ってます。基本的に私情は挟んでいません。要は来年本当に戦えますかって人だけしか残さないというのがベースにあります。

大:他に質問ある方、補強についてチーム編成について。

S:今の質問とも関連するんですけども、今年MF誰かポジション足したときにいろいろ言い訳がましいことがあったかもしれないけれども、今、社長さんやSDがおっしゃったこととかはこのカンファレンスに来た人しかわからないわけですよね。こういうことをもう少し公式のHPで流すとか新聞紙上に流すとか可能なんじゃないですか。例えばソフトバンクがバティスタを契約解除したときに若返りをしたいからと一つの文字だったんですが、そういう理由はきちんと明記してあるわけですから、そういったことはもう少し、なにかいつもやっていることは後ろでこそこそというイメージがどうしてもハンドレッドにはついてしまうと思いますから、そういったものを改善する方法ってなんかないんでしょうか。

名:公表するのが適当かどうかという問題が私はベースにあると思うんですね。私としては今の言葉をかりますと、チーム全体の若返り、若い選手の能力を伸ばすというそういうことも含めた総合的な話だと思うんですね。
だから、能力に付随するようなことをわざわざ多くの皆さんの中に公表していくというあり方がね私はあんまり賛成できないなと。

S:いや個人、財前選手がどうのこうのではなくて、全体的なチーム編成の中で私たちとしてはこういう考えで新しいチームを作るのであって、ひとりひとりの個人ではなくて今若手の台頭ということを社長がおっしゃったわけですから、そういったことが一言あればある程度納得はしてないかもしれないですけど、説明はあっても良いんじゃないかなと毎年するんですがどうでしょうか。

名:私が一番最初に申し上げたのはですね、来年は大変厳しいJ2リーグ戦になるんでそれに耐えられる強いチームを作るために努力してます。同時に若返りも目的にしてますということを申し上げたのは、一口で言うとそういうことなんですね。それ以上の個々の選手のやつは控えたほうが良いというのはおそらく考え方は同じだと思う。

大:間にちょっと入りますけども、こういった補強とかリリースを出す時に一つ、チームとしての意見を添えてほしいということですよね。こういう理由がありますよ的な。もちろんリリースというのはマスコミも今日いっぱい来てますけども、マスコミ各社に届いていると思うんですよ。だけど取り上げるのはマスコミの人たちの判断だったりしますのでそこは一概にリリース出してるもの全部を書いてもらっているかというと、そういうことは無いと思います。

S:だからHPというのが存在してるんじゃないかと思うですけど。

大:なるほど、なるほど、今回発表ありましてそれについては書いてなかったということで、先ほども社長おしゃってましたけどもHPとか広報の強化という部分でそういったこともきちんと吸いあげていただければと思います。これで大丈夫でしょうか。他に質問のあるかた。

S:次のDの若手の育成というところにも関わってくるかと思うんですが、先ほどらい社長さんは戦力外通告に関して、若返りという言葉を何度か発してますが、ですが戦力外になった選手の中に何名か明らかに若手だと思われる人間がいるんですね、そこがちょっと矛盾してるんじゃないかと思ったのと、さらに来季ということに関してこれはSDに質問なんですけど、スカウトが現在動いてると思うんですが、大学生、高校生で目星をつけてる方がいらっしゃると思うんですけど、他チームと競合してここは是非仙台に欲しいという話が昨年までと比べて聞こえてこない、あとはユースの選手が上がってくる上がってこないというところも、高校生に関してはいえばまだ選手権とかありますから、申し上げられないところもあるかと思いますが、スカウトの体制とかそういったところも含めてチームの編成ということでお聞きしたい。

小:おっしゃる通りですね。本来でしたら早ければ10月のあたりから話題になってしかるべきなんですが我々は入替戦を戦う可能性があったわけですよね。そういう中である意味都並には、とにかくあなたは現場やってんだから我々に任せてくれと準備はしておくというところで、先ほど社長からもありましたが、ブラジルへ2回違う人間出張させて同じ人間をずっと追いかけて3~4試合その人間を追いかけたと、結果的には京都と競合して多少の伏線はあったとしかしそこは譲らないでなんとか取れそうだというようなこともありますし、まだこれから大学生を1名くらい考えてる選手もございますし、ユースから一人候補があったんですが、最終で厳しいだろうというところで、まあ大学からのお誘いがあって最終的には本人はトレーナーの学校に進みたいということでありましたが。
チームの補強の根本をちょっとだけお話させていただきますと、今のチームのポジションがたとえば11ありますよね
本当にバランスが悪い、例えばひとつのポジションに僕の考えかたで行けばA・B・CとあってAの選手は30試合クリアできる、Bの選手はまあ半分でればいいだろうと、Cの選手はうまくいけば3つくらい出れると、ある意味では各ポジションにそういう選手を全部並べれば、仮にこのポジションが潰れた時は、このBの選手で勝負をかけるというコンセプトを大事にしていきたいなと。それとそこに年齢的なバランスを置けばCの選手は若くて構わないわけであって、ただAの選手が、先ほどの財前じゃございませんが、例えばAの選手が2名いても意味がないじゃないですか、だからA・B・Cぐらいのランクにわけて各ポジションにそれを配置するというところを主眼においてます。
それから補強に関して言わしていただければ、間違いなく決まってるヴェルディと神戸は選手をだいぶ流出するでしょうが我々はライバルから選手を抜くというのは非常に大事なことだと思ってます。甲府さんはわかりませんが、山形とかいま言ったヴェルディ・神戸そういったところには、まあ引き抜きという言葉は良くないですが、戦力ダウンを当然狙った補強はかけようと思っております。
それから残念ながらJ1で、先ほど言いましたようにAの選手が2人になちゃった、その場合は出れないからうちに貸して下さいという採用も当然仕掛けをしております。
まあそれらをベースに、ある意味全部のチームにお話をさせていただいて話を進めて、逆にある意味、今日発表した解雇せざるを得ない選手、中にはそういう選手に興味を持ってくれるチームもあるわけでこれからその人がそのチームでプレーをするということは十分期待できることだと、そういうふうに我々も全力でフォローしたいとそういうふうに思っております。

大:ありがとうございます。では他に。

S:2年前に名川さんが就任した時にも質問したんですが、若手の育成、毎回毎回、去年も一昨年も今年も同じ議題が出てますが若手の育成に関して、その若手の選手が目標になるような選手を採ったり実際育ったのかと、ここ2年で。
見てる限りでは育った人もいますが、殆ど育っていないように思うんです。
シュートにしても枠に飛んでない、守りもザルだったり、サッカーをやってた人間なら、素人の人でも見ててわかると思うんですが、はっきり言ってザルだしディフェンス中心のチームなのに、ディフェンスなってないし、攻めも点数あげるとこに向けてだけで中盤からのパスも全然なってない、それに対してはどういう考えなんですか。
2年間ずっと変わるかなと思って見てたんですけど。

名:若手の育成というそういうことは大変難しいことだということはご承知いただけることだと思っているわけですがそう短期間にね、素材の問題もあってねなかなか難しいわけですよ。これは常に目標になりますね。だけども現に本来であればうちの育成の部分からもあがってこれる、そしてトップチームでプレーできるというひとつの形が最も望ましいそういうことでいろいろ努力してても、コーチ連中もずいぶん努力してくれてんだけども、なかなか実際そこまで上がれないという現実がある。またトップチームのなかでも若手を伸ばしたいという気持ちでずいぶんやってきてるんでありますけども、やっぱりこれは、トップチームの監督だとかコーチはやっぱりゲーム優先になってしまう。
あるいは私どもから見ても練習の方法がこれでいいのかと個人的には思いますが、監督・コーチに任せた以上あんまりそういう具体的なことにね、フロントサイドとして口をだすのは、むしろですね責任体制も曖昧になるということで望ましくないということを考えている。ただ総論的には私は若手を育成していくできれば地元の若手から育成していくという視点だけは常に課題として強く持っていかなければないということだと思っております。

S:来年に期待なんですが、もっと精度の高いボールを蹴れる選手、セットプレーに対してもセットプレーが得意だという、テレビの解説なんかでも言われてますけども全然精度が低すぎて枠に飛んでなかったり、セットプレーも全然アシストもできてない、フリーキックも1点しか入っていないですよね。シュウエンクの1点だけ。(村上も入れたよ、との声が)。それを来年もっと入るようにしてほしい。

名:私はそういうことをいろんな要素があるんで加味して、監督・コーチ陣だとかやっぱり選手の強化を図らなければならないということだと思うんですね。今年特徴的なのは、やっぱりまあフリーキックといわれれば数は少ないけれども、コーナーキックだとかセットプレーからの得点は結構あったんですね、ただ問題はセットプレーからの得点があんまり目立つようでも困るんで、流れの中でね取って、それをセットプレーの得点が補完していくような流れにならないとほんとに強いチームになれないと、そういう認識を私自身持ってます。今後もチーム編成というひとつの作業の中でそれは当然重要な柱になりますから、そのへんのところには十分に気を使っていきたいと思います。

小:ちょっと補足させていただきますが、スカウトは来年2名になります。今中学生から、これは教育上あまりよくないかもしれませんけど、正直いっていまこの東北地域に高校生でずば抜けた選手が何人いますかっていったら間違いなく九州あたりの方がレベルが高いわけです。その人たちを我々がいくら努力してやったってほんとに上がれるかどうかっていうのは疑問なんですよね。そうすると当然いろんなクラブはユースを持ってて我々のユースもやっと全国ベスト16に残りましたけど、徐々に成果も出てると思うんですが、中学生から集めてユースにあげてくという作業を始めたいということで中・高のスカウトを1名増員します。それだけ補足させてください。

S:是非来年は、見ててあーまた負けたとかそういうチームじゃない、面白いサッカーを見せてくれるチームを作って下さい。

大:よろしいですか。いまチーム編成補強関連から若手の育成まで話がとんでしまいましたが、改めて補強関連でご意見のあるかた。

S:田中GMさんが今回で任期満了になったかと思うんですけども、この2年間残念ながらあまりうまくいかなかったもんですから、GMさんなんかを申し訳ないんですけども置いておくくらいだったら、そのお金でよっぽどもっと選手に力を入れてもらいたいなと思っていたんですけども、これからGMという役職についてどうするのかということと、あとは書いてますけど冨澤選手は、まあ言えないかもしれませんけどもどうなるのかということと、あとメキシコに行ってる福田選手はどうなるのかということもわかる範囲でお願いします。

名:私は現場部門全体の統括をしていくという意味でのGMという職があるわけで、職名なんかは実はどうでもいいわけですよ。そういう機能をきちんと果たせる人がいるかいないか、したがって私は今シニアディレクターと言っておりますけども、現場の総責任者として現場を代表する取締役として契約をしたのがこの小長谷さんな訳です。
私はその経費を選手に回したほうがいいだとかという議論はもう少しそのベースになる機能そのものに立脚した形で議論すべきだということを申し上げておきたいと思います。
あと冨澤選手は正直いってレンタルで借りているわけですから、向こう側の意向で既に返してくれと内々にそういう話もあるわけですね。だけれども私としては最後は選手個人の意見というものが尊重されるべきだと、寿人の時もそうだったんですがどうしても本人の意向というものが最終的に示されないとなかなか整理は難しいなと。

名:福田選手の場合はですね、うちのほうが貸してるわけですが本人の意向をずっと聞いてきたわけですが日本に帰りたくない、で、結局は最後はヨーロッパに行きたいだとかと言って、結構活躍もしてるだとか話は聞いていますが去年も最終確認をしましたら、帰りたくないで、今メキシコに行って試合している、それもやっぱり最終的にはこっちが所有してても本人の意向に最終的にレンタルは左右される。私が一番嫌ってる形ですから、なるべくレンタルでなくて移籍で保有したいという気持ちが根本的にありますね。

大:まあ福田選手そうゆう意味ではどうなのかな。本人自身がね。

S:福田選手を売却するという話しはあるんですか。

名:結局ですね、去年もその話が実はあったんですが、完全移籍というとですね相手が金がないから買えないと言うんだよね。そしてこっちから売りにいけば結構もらわなければならないわけですね、だからそういうこともあるんでじゃあ少しでもレンタル料を取れということで、レンタル料ほんとに形だけではありますがいただいてやっているというのが現状です。

S:何年レンタルすれば元がとれますか。

名:まあ一般的にいうとね、福田選手の例は私は例外的な例だと思うんですね。ただ一般的にいうと私の感覚では結局そのレンタルを長期間するとずいぶん出費がかさむという経験がわけですから、そういうことでいくと大体3年以上使うんだったら完全移籍したほうが良い、ただサッカー選手が期待どうりに働けるか働けないかという問題もあるわけですから、そのへんと絡めて考えていくと短期的なレンタルはいいけど毎年同じ選手を継続するようなというのはどうかなという気はしてます。

大:続きまして次の項目、若手の育成というところ、先ほどもちょっと話しがあったんですがあえてここで若手の育成というところにポイントを絞って質問のある方いらっしゃいますでしょうか。
よろしいですか、先ほどの話しで大体出尽くした感じはあると思うんですが。
じゃあ続きましてEのほうに移りたいと思います。こちらチーム構想、クラブ構想ということですけども。

(E チーム構想・クラブ構想関連)

大:まず1番、ベガルタ仙台をよりすばらしいサッカークラブにするため、この3年くらいでどのようなことをやろうと考えていますか。
これは中期的なビジョンということなのかも知れません。
それから2番にちょっと戻りますが、チームの方向性やビジョンを示してほしい。
まず、チームとしてのビジョンが見えないと、何をしたいのかがわからない。こういった意見がたくさん寄せられているわけでございまして、これはやはり広報というかビジョンを示していく側としての、広報の仕方、宣伝の仕方もあるかとは思いますが。具体的に今後ベガルタ仙台をどういうチームにしていこうとお考えなのかっていうのも含めて、まずは社長からお話しをうかがえればと思いますが。

名:私は、クラブとしては地域のニーズに応えていけるようなクラブ。そのためにもチームとしてはJ1に定着できるようなチームを作っていく、その事によって地域の方にも良くなっていく、そういうふうに基本的に考えております。
Jリーグにも構想があって字ずらをみれば非常に立派な、ただ例えばよく言われるんだけど3ヶ年計画だとかを示して欲しいということを言われますけれども、結局今の経営の安定性の面からみると毎年毎年条件が変わってきたりするもんですから、逆に3ヵ年計画を示せと言われても、なかなか示し難いしこれを実現するのも難しい。
逆に強いチームを作ることによって私はいろんなことがやれるようになるし、地域との共有感、あるいは地域の満足度こういうものが大きくなってくると、今ある意味では他のクラブと比べれば皆さん方の熱烈なご支援もあって非常にいろんなボランティアだとか市民後援会あるいはサポーターの皆さん方とか、その他、協賛事業者だとかとの関係が 非常にいい形になりつつあるというふうに理解をしてます。
強くなることによってこれを更に向上させていくと、こういうふうに繋げていったほうがより現実的なんじゃないかなと私は考えております。

大:具体的に評価をしていくといったことです、でもサポーターとしてはやはり着いていく人の音頭取りにどういう気持ちがあるのか、というのがやっぱりわからないと着いて行けない部分もあると思うんで正直、字ずらなのかもしれないけれどクラブ理念ですとかクラブ憲章、そういったものがもしあればそこに向かって行けるんじゃないかなと
具体的なものというよりは抽象的なものになるのかも知れませんが、是非そういったことも検討していただければなと思いますが。

名:Jリーグ理念と本質的には違わないし、市民後援会の方からいろいろ提言をいただいた理念もあるんでありますけれども、それに添ったシナリオを組んでいくというのが実際はなかなか難しい、そのことも含めてさっき私が言ったようにまずチームが強くなって盛り上がっていく中で、そういう具体的な目標をクリアしていくこういう手法の方が現実的だと思っているという話しをしたつもりです。

大:はいありがとうございます、こういう感じでございます。これサポーターの皆さんから何か意見はございますでしょうか。

S:ちょっと考え方が違うんじゃないかなと、強いチームが出来たから3ヶ年計画を作れるというんじゃなくてそしたらどうやって強いチームを作るかっていうことなんですよ。J1に上がる上がるって言って、若手育成育成するって言って、じゃどうやって育成するのか、そこが無くて曖昧で達成できるんでしょうか。他は必死にやってきてると思うんです。曖昧で何となくJ1昇格出来ないと思います。
それからJの理念はどうでもいいと思うんですよ、ベガルタの理念を、先ほど大坂さんが言われましたが、音頭取りの気持ちが皆に伝わらないと、自分達もどうしたらいいっかていうのがわからないと思うんですよね。そのへんどのように、やっぱり順序が逆だと思うんですけども。

名:いや順序が逆だと言われることは当然あるかもしれませんけれどもね、じゃ3年間でJ1に上がるというそういうきちっとした目標だとか理念、そのシナリオまで示せと言われてもですね、さっきちょっと触れたんだけども、そういう事に関連して金の問題、組織の問題いろいろ関わってきて、このとおりね理念あるいは目標を作ってもなかなかうまく行かないだろう、私はそう思う。正直言うと空手形になってしまうことを恐れてるわけですね。恐れたからやらないというわけではないんだけども、それよりももう少しチーム力が安定してきた上で、やっていくという逆転の発想かもしれませんけども、これはやむを得ないですね。どういうシナリオを示せと言われたって中々難しいわけですよ。年々年々苦労しながらいろんなファクターを放流して総合的に判断してチーム作りにあたって行くと、こういう形しか今取れないなと思ってます。

大:まあクラブ経営としてはまだ過渡期であるというところもあると思うんですけども、確かに僕も同じ意見をちょっと持ってたりしますけども、クラブとしてベガルタ仙台になって7年ということで、他のヨーロッパのチームとかに比べてしまえば全然ひよっこなわけですよね。そのクラブ理念ということももちろん大事ですけども、まずは単年度で経営していくこと、続けていくことこれも大事だということをご理解いただきたいなと思います。その辺は多分ベガルタを今後運営していく上で一つの何か転換期があった時にきっと変るんじゃないかなと、僕は期待したいなと思っておりますけれども。いかがですか意見としては。

S:それはわかるんですけども、計画したからうまく行くのか行かないのかっていうことではなくて、他のチームではHPに公表したり、こういうふうにやって行く、うちのチームはこういうこと、こういうことやって行きますよっていうのが明確に具体的に出てるわけです。具体的に出来るか出来ないかじゃなくて、具体的に何も出来なくてですね。
そのへんはどのように。

小:ちょっといいですか質問して。それどういうふうに出てるんですか具体的にって、他のチームが。

S:具体的にというか、文章化して出てるわけですよ。

小:文章化して出てるって、ホームページに出てるんですか。

S:はい。

小:例えばユースはどういう時に作りますよ、ジュニアユースはどうですよという話をされてますか。

S:細かいことは書いてないかもしれないですけども、チームとしてこのように進めていくっていうことが。

大:多分そのレベル的な問題だと思うんですけど、具体的にっていうことよりもキャッチフレーズに近いものが欲しいということだと思うんですよね。理念ってそういうものですもんね。

名:理念が立派だってだめだと、現実にJリーグの動き自体にもそういういろんな矛盾が見られるわけですから。ただ私としてはね、まず理念から具体的な年次計画だとかなんか用意するのはいいですけども、やっぱり主体的な運営がなかなか難しい、まあ一番大きいのが行政との関わりの周期だとか、まだ大きな仕事が残ってる毎年毎年ね価値観が動かされるのも問題、そういうことを考えると理念から具体的な年次計画などまでお示しする というよりもね、やっぱりさっき言ったような手法に当面よらぜるをえないんでないかと思います。

大:なるほど、ありがとうございます。サポーター同士の理念というのも考えてみてはいかがですか。それも大事だと思っていますが。

佐:さっきの小長谷SDのご質問にこっちから答えておいたほうが良いと思うんですね。
各クラブのほうで理念というのは、トップチームについては大坂さんが言ったとおりスローガンですね、年度年度のスローガンです。具体的に書いてあるのは、普及、育成のほうが中心ですね。例えば横浜であったり浦和であったり、それで後援会からも提案をさせていただいた。さっき社長も言われましたけども提案させていただいて2年前にですね。それで田中GMの置き土産でもあったんですけども、普及育成方針というのを公表していただくということをお願いしてきちんとホームページに載っけていただいてるというのもあります。
中々出し方がヘタというか、ホームページも見えにくいところに置いてあるということもあって中々周知されていないというところがあるんで、このへんは広報ベタ、さっき社長が言われてたんですけども、その辺の強化というのが必要だろうなと思います。

大:正直僕もそこまで知りませんでした。やっぱりそういうのは広報ということなのかも知れませんね。
続いての質問よろしいですか。他にご質問あるかた。

S:質問と言うよりは意見なんですけど、先ほど理念とかありましたけどもそこまで大きなものじゃなくて私個人としてはかれこれ6、7年見ているわけですけど未だに仙台にプレー、チームカラーというものが無いと思うんですよ。強いところで言えばガンバのアタッキングサッカーであり、ジュビロのパスサッカーであり浦和のスピードであるサッカーであり、そういったコンセプトというのを、今ははっきり言って私の目から見ると監督次第に見えるんですよ。
なので春のこういった会でもどなたか言ったかもしれないですけど、そういったものを創っていって欲しいんです。
仙台はサイドのサッカーであるとかアタッキングサッカーであるとかそういう目標を作ってちゃんと積み上げて行けば監督が代わっても一からの見直しっていうのは思わないんですね。チームの理念があって監督が決まって行くという風になるべきだと思う。
J1、J2という問題以前のことだろうとおもうんです。

小:仰る通りなんです。残念ながら短期で監督を代えるというところから言うとカラーなんかはできない。3バックか4バックか、というのはカラーではないと思うが、たとえばさっきのABCの考え方はひとつのカラー。現監督はコンバートでポジションの不足を埋める考えだが、自分は専門職でランク分けする必要性を考えている。そこは次の監督を託す人間にはきちんと伝えないといけない。もちろん監督の経験は尊重するが。
今落ち目のチームはコンセプトに基づいたバランスで選手を回していないと私は考えている。たとえばABCがうまく回転していないと思う。だから弱くなっていく。
報道もおられるのであまり詳しいことはいえないですが、もう一年やるチャンスを与えて頂いた以上自分はせいいっぱい頑張ると今一度明言する。

(F チーム指導関連、G 広報等関連、H その他)

大:時間の都合上残る項目全てについて意見交換したい。
S:ベルデニック監督が来てからの2年間、仙台にロイヤリティを持つ選手は減っていないでしょうか? 俺は仙台が好きだという選手が少なくなってきていることが肝心な試合で負ける原因ではないか。
フロントもロイヤリティのある人に頑張ってほしい。ベガルタが好きで好きでたまらない、という人に社長をやってほしい。
そういうロイヤリティが見えればサポーターも応援しがいがある。
大:ちなみに社長はベガルタが大好きだと思います。試合後にとても悔しがっている。

S:社長は来年J1昇格が義務だといわれました。小長谷SDは良い選手をとってくると言われました。しかし、今年も去年もスタートダッシュに失敗しています。寒い仙台でスタートし、Jヴィレッジでも寒くて怪我をする選手もいた。延岡と協力関係があるのなら、もう少し延岡でやれないものか。そこにお金を使って、万全の体制で試合ができるようにしてほしいと思います。いい選手も怪我したらどうしようもない。京都戦の後で柱谷監督が仙台との大きな差は序盤のけが人がいたかどうかだ、ということを言っていました。
仙台は寒くてシーズン前の練習という点で不利な分、延岡でみっちりしっかりチームを作ることをお願いしたい。ネットでしか見たことないのですがすばらしい芝生を用意してくれているわけだし。
名:私も約束したい。ただチーム側の考え方もそうである必要があるので、チームとフロントとの関係に尽きるのでは。チームに任せていて、それじゃおかしいんじゃないかといっても言うことをきかないところがあった。今年で懲りたところもあるから既に延岡とは調整中です。

大:延岡はコンビニに行くだけで大変だそうですから(笑)
S:今年は特に暑さ寒さで逃した試合が多いと思います。
石巻キャンプ後に落とした試合もあった。
また、鳥栖戦と福岡戦の九州二連戦で一度仙台に戻ったこともあったが、そういうときに延岡を使うという考えはなかったものか。
名:全体調整の中でそう決まったということだが、開催日・時間の関係でまずいものについては事前に主張したいと思っています。
小:良い意見だと関心している。チームにはそういうことを考える人材が必要なわけですよ。
コンディションを見ているのは誰なんだ、トレーナーなのかPTなのか、そのあたりの人材をなんとかしないと解決しない問題です。社長が進言しにくい原因もそこにあります。質問に藤川くんが先頭に立ったから調子がよくなったとういのがあって、僕はそう思わないけど、役割を果たせる体制になっているかどうかが問題。今の意見をしっかり受け止めて反省して頑張りたい。

S:たった3チームに9敗している。これで苦手意識ができてしまってしかも西日本のチームに弱い。スカウティングの問題もあると思う。例えば鳥栖・松本監督がニュースで「仙台のチームのスカウティングがうまくいってはまった」という発言をしていた。相手のスカウティングを上回るくらいの努力をしてほしい。
大:藤川コーチの努力や、アウェー山形戦での成功などの努力も考慮頂きたい。

S:チームとフロントの意思疎通についていろいろ発言がありました、たとえば泉にフロントを移転するということは考えていないのでしょうか。
名:実は今季のシーズン前に泉に移転しようか、ということを検討した。しかし、予算上あう物件が手に入れられず断念したという事情があった。条件に合う物件があれば移転も考えているので努力は続けていきたいと思います。
大:どなたか、いい物件をお持ちの方はご連絡を(笑)
 では最後の質問をいただくことにしたい。

S:今まで人生で一番しびれたゴールと、好きな選手を挙げてほしい。仙台が好きな前にサッカーが好きかどうか問いたいので。
名:そういう形でサッカーの好き嫌いを判断されても困るんだが、昨年の村上のクロスかシュートか分からないのが入ったのが印象に残っている。
好きな選手については言わないことにする。
大:聞きたい人もいるだろうが、聞きたくない人もいる。
小:W杯予選で中山がラインをわるだろうというボールをギリギリで蹴って決めたゴールがありましたよね。あれは彼の執念と日本人の勤勉さによるもの。
最近のうちでは中田がラインギリギリで粘ってCKを奪ってゴールに結びつけたもの。ああいうプレーにサポーターは感動するんだと思う僕もああいうゴールが好きです。
選手は鹿島の本田が大好きです。下手でも働き蜂でかならず70点,80点の仕事ができる、そういう選手が僕は好きです。

S:メディアのみなさんがいらっしゃっているが、新聞などの記事で事実と違っていることが何度かあってしっかり対応して欲しい。去年もそういう事例があった。
今年も9月1日の新聞で徳島戦の問題があったと、バックスタンドの写真がでかでかと掲載されて犯人扱いにされたということもあった。
名:去年より良くなったが、内部の問題もあるから十分注意していきたい。
大:冒頭の広報の強化というものもあったので対応をしっかりしていただきたいと思います。
 今回初めて開催させていただきました。
 カンファレンス自体の開催の仕方についても市民後援会にご意見を寄せていただければと思います。
 本日はみなさんありがとうございました。

(拍手)

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(資料)
サポーターズカンファレンス参加者からの事前質問事項
質問事項
A クラブ経営関連
① ベルデニックに違約金として支払った1億円についての説明をして欲しい。
  1億円の財源は県・市が拠出した税金やファンが出したお金などが含まれていて1円たりとも無駄にできない資金のはず。
② 結果として1億円を無駄にしたことへの責任を明確にすべき。
③ 年間予算の10分の1弱相当で、県と市からの補助金に相当する損失を出した経緯 と責任の所在について納得のいく説明をしてもらいたい。
④ 今のフロントはやるべき仕事をやっているのか。とても機能しているとは思えない。
⑤ 小長谷常務が「ぬるま湯体制」と言った、東北ハンドレッドの経営、クラブ運営、チーム体制・強化について、具体的な問題点はどこにあったのか。明確にできたのか。またそれらの解決策・改善策は何か。
  常務が就任して半年で、どこまで解決できたと考えているのか。
⑥ 来季の予算は今季と比べてどうなる見込みか。スポンサーの動向についても教えてください。
⑦ 市民クラブというのなら、市民がハンドレッドの株主になる方法を考えないのか。
⑧ フロントへの批判が多くなるのは、プロスポーツを経営しているのだから当然だと 思うが、ハンドレッドの社員の方々個々をみれば一生懸命仕事をしていると思う。
  しかし、他のクラブの好取り組み事例等について情報を得たり、学ぶ機会が少ないのではないかと思うので、研修の場や出張の場をより増やしてあげて啓発の場を提供してあげて欲しい。

B ファンサービス関連
① 2001年と2004・2005年の同じ J2でありながら、席割と入場料があまりにも違いすぎるのはなぜか。
② サポーターズカンファレンスを人数無制限でできないのか。
③ 入替戦、年間チケット購入者には無料という配慮ができなかったのか。
  フロントからサポーターへの感謝の気持ちというのが欲しかった。
④ 試合日程は日曜日中心にできないのか。
 土曜日開催ならナイトゲームにして欲しい。
⑤ スタジアムでボランティアをしている方々にはとても感謝している。
  ただ、応接態度等でどうかな、と思う人もいる。善意での活動なので難しいとは思うが、一定の線引きは必要なのではないか。
⑥ ボランティアをしているが、ちょっとむかつくとボランティアに間違えたふりをしてビールをかけたり、チケットチェックの際にチケットをはっきり見せないで突破したりと、 品行の悪いサポーターも数多くいる。
  物投げ等言語道断な行為はもちろんだが、こうした行為にもハンドレッドも厳しく対応すべきだし、サポーターも大いに反省して欲しい。
⑦ スタジアムには初めての観客が来ているということを常に意識して仕事をして欲しい。
  スタジアム前からコンコース内での案内を初観戦者向けに徹底すべきだし、スタジアム  内で何が買えるのか等も公式HPで案内するなど気配りをして欲しい。
  いつも来ているサポーターだけが観客ではないので。

C チーム編成・補強関連
① 来季の体制、補強等について、話せる範囲で聞かせてください。
② 来季の補強はどうなっているのか。
  (特に外国人FWと日本人両SB)
③ 来季に向けての戦力補強
④ 来年の選手補強の考え方は。
⑤ 富澤選手の完全移籍はありえるか。
⑥ 現在の戦力でJ1での戦いは難しいと思う。現実的、具体的な見通しを発表してもらえないとフロントの姿勢が信頼できない。

(D 若手の育成関連)
① チーム構成は、将来的にユース選手中心にしていくつもりはあるのか。
② 今季は、前線で攻撃に参加する若手の台頭がほとんどなかった。
  ベテランを脅かすような若手が育たないチーム強化・若手指導に問題があるのではないか。
③ サテライト終了後も練習試合が組まれることがほとんどなかった。チーム強化の上で若手の指導について具体的な方法をどう考えているのか。

E チーム構想・クラブ構想
① ベガルタ仙台をよりすばらしいサッカークラブにするため、この3年ぐらいでどのようなことをやろうと考えていますか?
② 何年かかって若手を育て、何年後にJ1をめざしているとか、チームの方向性やビジョンを示して欲しい。
③ チームの将来像はどう考えているのか。
④ いいな、と思った選手が他のチームに移籍する。サッカーの世界では当たり前かもしれません。そんな観点から、選手にとって魅力あるチーム、多くの選手が定着したくなるチームにするために、どのようなことをやっていこうと考えていますか?
⑤ チームは、他チームからの獲得選手だけで構成するのではなく、半数くらいはユース等から上がった選手で構成できるチームづくりをして欲しい。
  やがては「ミスターベガルタ」と言えるような選手を育てて欲しい。
⑥ クラブ出身の選手育成についての考えは。
⑦ チームの将来をどう考えているのか教えて欲しい。監督が変わるたびに4バックだ3バックだところころ変わっていては長期的にみて苦しい。継続性を大事にして欲しい。
⑧ 浦和や横浜FMは、ビッグクラブとして練習場の関連施設を開放して、スポーツクラブとして発展しようとしている。
  ベガルタ仙台にはそういう長期構想がないのか?あるのなら見せてもらいたい。

Fチーム指導関連
① 都並監督の評価と来季への期待・注文は何か。
 (藤川コーチがトップ全体を見るようになってから良くなったのではないか)
② 若手の選手のフィジカル、技術の向上をいかにして計っていくのか?山形の練習の厳しさを噂で聞くにつけ、これでいいのかと思ってしまう。
③ チームの練習方法に疑問がある。
  開始時間がルーズ/緊張感がない/GK練習とフィールドプレイヤーの密度が違う等もっとハードな不可をかける練習が必要ではないか。
④ 「熱く、楽しく、そしてひとつに」のテーマに対しての評価は。
 (ここ4・5戦以外、伝わってこないが)
⑤ インターネットであることないこと書かれていて大変だなぁと思う。ただ、そうした書き込みの中には、使われていない選手がサポーターに一方的な不満をもらしたものが伝聞されたものもある。プロとしてどうか、教育すべきだと思う。

G 広報等
① OHPがリニューアルされたのは良かったが内容に不満がある。「J1へ」という意気込みが全く感じられず残念。ユースの扱いも小さい。今後の改善予定は?

H その他
① 今年のクラブ、チーム、社長、常務、各団 体として、また個人としての自己採点をお願いします。100点満点で。

活動ブログ

市民後援会の活動をブログ形式で紹介します

市民後援会ブログ