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「サポーターズカンファレンス」開催しました(議事録(速報版)追加)

2021-02-26

市民後援会では「サポーターズカンファレンス」を2月16日にWeb会議システムZoomを使ってリモートで行いました。
ベガルタ仙台から佐々木代表取締役社長、手倉森監督、清水取締役、北畠取締役、辻上統括部長、竹村強化部長にご出席いただき、事前にご応募いただいたサポーターの皆さん約40名が参加し、約2時間にわたり意見交換をしました。

冒頭、ミーティングの直前にご出席いただいた手倉森監督から今シーズンを戦うにあたっての意気込みなどご挨拶いただき、佐々木社長からもご挨拶いただきました。その後、参加したサポーターの皆さんからの事前質問にクラブから回答していただき、関連質問を受け付ける形式で進行しました。
事前準備等にご尽力いただいたベガルタ仙台の関係者の皆さんはじめ当日ご出席いただきました皆さんに深く感謝いたします。
なお、議事録は後日アップしますが、当日の概要について、以下のとおり速報としてお知らせいたします。

1. 手倉森監督挨拶(概要)
サポーターズカンファレンスには何回か参加したことがあり、有意義なものだと思っている。
クラブは地域があってこそであり、サポーターの持ち物だということをいつも思っている。いかに地域に根差すかを考える必要がある。
今シーズンは信頼を取り戻すシーズンにしなければならない。震災から10年経ち、再び希望の光になる必要がある。チームは昨シーズンの挽回を目指している。
ぜひ皆さんには今シーズンをともに戦っていただきたい。一緒に戦ってもらえるように我々も頑張る。
皆さんのご意見をもとにクラブが発展していくものと思っている。
有意義な会となることを祈っている。

2. 佐々木社長からの挨拶(概要)
まず、2月12日付で公式HPに掲載したユニフォーム用のネーム・ナンバーの遅れが生じた件をお詫びする。Jリーグとしてできるだけ早く提供できるよう努力しているので、もう少し時間をいただきたい。
再開したクラウドファンディングの第一弾は約1,000万円、第二弾は現時点(2月16日)で既に600万円に達した。金額もさることながら、いただいたメッセージもありがたい内容で、社員一同感謝しながら受けとめている。
2月13日土曜日の夜に大きな地震があった。選手の家族、フロント、アカデミー、およびベガッ太・ルターナ皆無事であった。スタジアムも支障がなかったとの報告を受けている。
カンファレンスでは皆さんのご意見を聞く場と考え、身構えないで臨むように社員へ話している。

3. 強化関係(概要)(回答:竹村部長)
FWの補強については状況を見て考える。
手倉森監督は仙台の状況をよく分かっており、社長の思いもあり、昨シーズンの成績から巻き返すには同監督しかいなかった。
今シーズンは守って速攻、全員攻撃・全員守備、堅守速攻というスタイルではないかと考える。

4. 経営関係(概要)(回答:北畠取締役)
今シーズンの予算では5億円程度の債務超過になる見込みである。解消に向けた対策は収入の増加と 経費の削減が柱になる。まずは債務超過解消に向けた取り組みをして、その先に予算拡大・規模拡大も目指していく。
2023年シーズン中に債務超過の解消を目指したい。J1最下位レベルの予算規模から脱して、代表選手を輩出するようなレベルを目指したい。

5. 運営・広報(概要)(回答:清水取締役)
試合中はいろいろなパターンの拍手や太鼓の音によって応援のライブ感が出ると考えており、事前質問にある試合中に事前収録した応援歌を流すことは考えていない。
選手インタビューはコンテンツとして魅力的である。文字ベースから映像へ展開したい。

6. 事業・営業関係(概要)(回答:辻上統括部長)
今シーズンもスタジアムの感染予防には十分配慮し準備することがベースである。その上での集客施策として、今シーズンから直火を使ったスタグルを月1回開催できることになった。また、ボックスシートの新たな活用を検討中である。マッチデー(スポンサー)も復活を予定している。
ホーム開幕川崎F戦当日のイベント関係は3月2日に発表予定であり、ご期待ください。

7. 地域連携関係(概略)(回答:清水取締役)
「シャレン! Jリーグ社会連携活動」では、これまで少年院でのサッカー教室や子供のメダボ対策など社会的問題の解決に寄与してきており、とても良い経験であった。コロナ禍での活動は制約を受けるが、今シーズンはリモートでの選手の参加も考えている。

8. 質疑応答(一部)
質問:行政・スポンサー・サポーターの三位一体でクラブを作って行くことを目指す中で、サポーターへ求めることを教えて欲しい。
回答(佐々木社長):勤めている会社でサポーターであることを明らかにし、存在を示して欲しい。ベガルタのサポーターがいることは、その会社にとってもメリットとなるはずである。
質問:サポーターの若年層の取り込み、またサポーターの高齢化などそれぞれの年齢層への対策が必要と考える。
回答(佐々木社長):例えばスタジアムパーク構想ではホスピタリティを考慮したものにすべき。両睨みで進めることが必要である。

9. 佐々木社長の終わりの挨拶(概要)
クラブを心配していただき感謝する。
債務超過解消がゴールではなく、その先がある。市民クラブであっても予算規模が小さい必要はない。毎年5%の成長を続ければ、15年後には50億円の予算規模になる。債務を解消した上で、確実に成長することが重要である。
社員に対しては、
①昨シーズンと同じことをやっていたら成長しない。
②クラブのすべての人間がチームの勝利のために何ができるかを考える。一つのベクトルは大事。
③お互いが信頼しあってチームで仕事をしていこう。
と言っている。
今シーズンは昨年のどん底から反転攻勢で戦っていく大事な年になる。
今後もこういうコミュニケーションの場は持っていきたい。

以上


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